疲れた時は頭のツボを抑えてみよう

デスクワークさん必見

この靴下の持ち主を調べるために

子供が学校から帰ってくると、靴下を見ながら言いました。 「この靴下ねー、たっくんの靴下と全く同じだったんだよ!」 いつかのGapのセールで買った靴下で、きっと履いている子が多いだろうなとは思っていました。

偶然隣の席の男の子と同じ靴下だったようです。 「でねー、この靴下が僕の靴下かどうかわからないの」 ん?どういうこと? 実は息子、小学校で結構診断を受けてきました。 健康診断は身長や体重を正確に測るために、私服から体操着に着替えて行うのですが、そのときに靴下も脱いだんだそうです。

多分息子のことだからきちんと置かずにポイポイっとその辺に放っておいたのでしょう。 同じくたっくんも。 計測や検査が終わって教室に帰ってくると、どちらの靴下かわからなくなってしまったようでした。 私は健康診断のことなんてすっかり忘れていて、子供が自分で選んで学校に行きました。

そういえば靴下には名前も書いてなかったし、なんだか汚れが落ちない汚い靴下で恥ずかしかったなーなんて思いながら息子に それでたっくんと相談してこの靴下を履いて帰ってきたんだ、と言いました。

すると息子は 「ううん、たっくんがこの靴下が僕のだって教えてくれたの」 ふーん、たっくんも名前がなかったのによくわかったね。 そう聞くと 「たっくんが靴下の匂いを嗅いでくれて調べてくれたんだよ。それで、こっちが僕のだって言うんだけど、本当にわかったのかな」 たっくん・・・。 母でも息子の靴下を嗅ぐ勇気はないのに・・・すごい勇気です。